雨のち虹-お金と不安と仲良くなるためのブログ

お金との付き合い方が下手な私がお金と仲直りする全軌跡。問題の本質はお金ではなかった。

【自己受容】自分を大切にするなら、できるはずのこと。

人は、大切なものは大切に扱うと思います。大切だ!と言いながら扱い方をみると大切ではないのは、そもそも大切ってことがどういうことか分かっていないか、「かつては大切だったけれど今は違う」のだと思う。


意外と、大切なものを大切に扱えない人は多いのかもしれません。過去の男性たちを振り返ると、みんな私が大切だったと思うの。大切にしたいという想いも感じていました。


ただ!みんな私を大切に扱うことはできてなかった。嘘をつく、後回しにする、向き合わない…。もちろんパートナーシップは鏡なので、私自身も私のこと、またパートナーのことを大切にできていなかったです。私自身、大切なものを大切にするとはどういうことか、今ようやく学んでいるところですから。


で、もうひとつの「大切だったけれど、それは過去の話」なんですが。要するに「飽きた」ってことですよね。大切なものがコロコロ変わる傾向の人。


これ、大切にすると決めたものは長く大切にしようとする者には全く理解できない。だから信じられない!ひどい!と思ってしまうんですけれど、そういう人はそういう人で、変えられないんですよね。相手の心変わりは、こちらにはどうすることもできない。これを受け入れることはすごく辛いです。


でも、どこかで腹括るしかないんだなあ。だって、だって。もはや私のことは大切ではない人とこれからも一緒にいることなんてできる?


20年ほど前、この覚悟を決めるのに相当私は苦しみました。散々な扱いをされているのに離れる、別れる決断ができなくて、メンタルはどんどん壊れてゆきました。この時の精神状態を考えると、本当よく生きていたなと思います。


でもね、人間落ちるとこまで落ちて底を見ると、後は浮上するしかなくなるもので。ある時、私はその底にぶつかったんですね。その時、耐えられなくて母に連絡しました。


「帰ってらっしゃい。仕事もやめて、家も離れて。あなたには帰るところがあるのよ。」


泣きじゃくる私に、母がそう言ったことを覚えています。どこを歩いていたか、何を話したのか全く覚えたいないのにね。この言葉が、決断のきっかけとなりました。


私は、私を大切にしない人と離れ、私を心から大切に思う人々(家族)の元に帰ることを決めました。なにが本当に大切なものか、あの時分かった気がします。


私自身がどんなに大切にしたい人でも、その人が私のことをずっと大切にしたいとは限らない。人の心は変わるものだし、人の心はどうすることもできないし。しかし、もう大切にされていないなと確信した時に、それを受け入れる強さは、まだまだ私には足りないなぁと思います。


私を本当に大切にするということ。それは私を大切にしない人からは離れるということ。もっともっと自分を大切にしなくちゃな。